少し前ですが、トヨタスポーツS800の車検依頼がありました。
初年度登録が昭和40年。
僕と同い年の車です。^^
時空を超えたように並ぶスポーツカー。
現在のピュアスポーツに引けを取らない存在感!!
ヒストリックカーって独特のオーラを纏っていますね。
さてこの車の車検ですが、なんせ部品が無い、、、。
状態はかなりイイ固体ですが、それでも46年前の車。
メンテナンスフリーって事はありません。
早速にバラしてみるとリアブレーキホイールシリンダーから、ブレーキフルードが漏れています。
年式が年式だけに、ホイールシリンダーAssyで交換したいですが、
さすがに部品はすでに供給されていません。
メーカー在庫で1セットだけ見つけたシリンダーカップキットをすぐに手配。
錆付いたブリーダーをバーナーで炙って、潤滑スプレーしてまた炙って、、、。
そんなこんなで取り外したシリンダーカップを、慎重に分解します。
錆だらけのシリンダーを、ワイヤーブラシとかで錆取り&磨き。
そして新品のカップラバーを組み付けていきます。
この車を整備していて思ったことは、デザインはオールドイタリアン。
空冷対向エンジンはドイツ。
そしてシャシーやサスペンション形状はアメリカ。
まだまだ日本車が確立されていない時代。
世界中の自動車を参考に作られていたように思います。
純粋に楽しい車でした。
7月
24
トヨタスポーツS800 車検整備
カテゴリー 社長のひとり言
7月
23
360モデナ 全塗装その1
カテゴリー 社長のひとり言
台風が過ぎてここ何日か過ごし易いですね。
仕事もしやすくてはかどる毎日です、、、、、が。
現在、全塗装中の360モデナ。
これだけが、はかどりません>_<
バンパーやグリルを取り外して下地処理中の状態から、リアハッチの取り外し、
そしてマスキングしてからの塗装と進んでいきます。
塗装ブースの中で塗りたての状態。
リアハッチやドアも無い姿は、かなり可愛そうな感じがするので写真には収めていません。
室内のセンターコンソールやドア内張りパネルもボディ同色にしました。
ここまでは順調な感じでしょ!!
実はこの間にヘッドライトを分解して塗装をする状態にしているんですが、これがなかなか手強い。
レンズに傷をつけないように保護。
そしてコーキングを切り取ってレンズだけを取り外します。
このコーキングがなかなか取れません。
レンズだけの部品供給が無いので、失敗して割ることだけは避けたい。
ヘッドライトAssyで¥360000もするから、、、。汗
この作業に片側約3時間。
そして塗装できた状態がこれ。
モデナはヘッドライトの内側も塗装されているので、ヘッドライトAssyの品番にも色分けされて供給されています。
外したレンズはこの間に磨いていますが、これがまたまた手強い。
この続きはまた、、、、、。
7月
1
911カレラSC ショック交換
カテゴリー 社長のひとり言
6月
23
6月
10
4月からみかちゃんが職場復帰してくれました。
愛想が良くて、元某Shopで働いていた経験もあって、用品の事はすごく詳しいです。
タイヤ、ホイールの選択センスもバッチリ!!
お客様のニーズを聞いて、納得のいく提案をしてくれます。
僕自身は、最近は作業に追われてブログの更新も全く出来ていませんが、これからは僕に代わってみかちゃんが楽しいブログを担当してくれます。
以前に書きましたが、新しいCPUスキャナーのついてちょっと説明しますね。
TEXA IDC4という最新モデルのスキャナーです。
エンジンの状態やABS ACはもちろんの事、最新というからには凄い機能を搭載しています。
例えば、フェラーリのF1マチックのセッティングが出来ます。
F355から始まったF1マチックも年々進化をしていますが、当店でも360モデナからF430 F599 612スカリエッティまで対応できるようになりました。
フェラーリ以外にもラボルギーニやマセラッティ等のイタリアンスパーカー。
パガーニやモーガンなんて言うところのマニアの方が喜びそうな車まで、幅広い車種やモデルに対応していますので、もっともっとより良いサービスが提供できるようになりました。
6月
10
ほぼ 一年ぶりのブログの更新です^^;
ん? 誰かな・・・ と思いましたか?|ω<)プ
4月から職場復帰しましたみかちゃんでした^^
はじめましての方もいらっしゃると思いますが
前は 車のパーツなど扱うSHOPで働いていましたので
なんでも お気軽にご相談下さいね^^
これから ぼちぼち ブログ更新していきますので よろしくです^^
7月
30
新しくホームページもリニューアルしました。モノトーンでシックな感じになりました。
新しくなったのはそれ以外にもあります。CPUスキャナーです。
最新の自動車は何でもスキャナーが必要です。例えばブレーキパッドの交換。今までは専用工具でキャリパーピストンを戻していましたが、スキャナーを繋いでパッド交換することをCPUに認識させないと、ピストンが戻ってくれません。(汗)
これからはドンドン最新鋭の機材が必要になりそうですね。頑張ります。
国籍、年式問わずの修理屋ですから、、、。(泣)