少し前の話ですが、いつも部品や用品でお世話になっている(株)阿部商会さんから、突然の電話がありました。
『ビルシュタインのクラブスポーツという、最新のサスキットを組んだM3のデモカーがありまして、今こちらにあるんです。
時間がありましたら乗ってみませんか??』
生駒の片田舎で商売を始めて12年、、、。
こんな話もあるんだと思い、即答で『マジ??いつ??乗る乗る!!!』
そんなこんなで、ジャジャ~ン!!!
野太いエキゾーストサウンドを響かせて、いかにも速そうなオーラを纏ってM3がやってきました。
装着されているクラブスポーツサスキットは、前後それぞれ延び側縮み側ともに10段階での個別セッティングが可能。
車高はフロントが10~30mm リアが15~30mmの調整幅があり、アルミ製ユニボールによってキャンバー角調整。
スプリングシートや車高調整リング等も、軽量化重視でアルミを多用しバネ下重量の軽減にとことん拘っています。
このスポーツサスは、街乗りでの快適さとサーキットでの攻め込める足を両立させたモデルです。
アルミリングをクリクリっと調整するだけで、ソフトにもハードにもお好みの足として使えます。
では、試乗インプレッションです。
担当スタッフの説明もそこそこに、はやる気持ちを抑えられずに基本のストリート仕様のセッティングのまま、
生駒のワインディングへとギアを1速に放り込みクラッチを繋げます。
さすがM社チューンのV8 420Ps。
3名乗車にもかかわらずアイドルミートでスルスルっと走り始めます。
走りなれた山道、M3の感覚にも慣れてきたので全開で駆け抜けます。
しなやかに且つしっかりと踏ん張ってくれるサスペンション。
ごつごつとした嫌な突き上げ感は皆無です。
それでいて相当な速度でコーナーに飛び込んで路面のギャップを乗り越えても、何事もないかのように
路面の荒れをサスペンションが吸収してくれます。
普段走りなれているコースだけに、いつもステアリング修正するギャップも軽やかにこなしてくれます。
実際、乗っている僕らはシートベルトをしていても体が浮くほどのギャップですが、タイヤはしっかりと
路面を掴んでくれていました!!!
DSCの恩恵もあり、少々のラフドライビングでも車は挙動を乱すことなく、抜群の安定感でありながらも想像以上のスピードで
コーナーを駆け抜けてくれます。
まさに駆け抜ける喜びBMW (笑)
噴出しそうなアドレナリンも収まり帰路の途中で気づきましたが、『これってストリートセッティングやんね!』
そう、ストリートセッティングのままで驚くほどの性能だったんです。
サーキット走行まではしていませんが、そのポテンシャルはストリートセッティングでも容易にうかがえます。
このM3に装着していたATS社製スーパーライトホイールは、19インチ9Jでも7.9kgという超軽量鍛造ホイール。
クラブスポーツサスペンションの動きを更に引き立ててくれています。
そして先日、同じくクラブスポーツサスペンション装着のVWゴルフ6GTIの試乗もしました。
コンパクトなボディに200PSオーバーのツインカムターボエンジン搭載の、ホットハッチバックです。
実は正直なところ、先に試乗したM3自体がポテンシャルの高い車なので、サスペンションの効果以上に
感じているんではと思っていました。
そこにきてゴルフGTIでの試乗です。
ずばり言いますと 恐れ入りました、、、。
とにかく曲がる曲がる。
ハンドルを切り込むとスーッとノーズが入ってくれます。
車が一回り小さくなったような感じは、M3で感じたものと同じです。
車体が小さい分M3以上の扱いやすさがあります。
ギャップもしなやかに乗り越えてくれて、安定感は抜群でした。
最新の車高調整式サスペンション。
メーカーが自信を持って送り出してきた理由が、2台乗り比べて嫌と言うほど思い知らされました。
すべての路面状況でドライバーの意思に応えてくれるといっても過言では無いと思います。
価格もそれなりのパーツではありますが、価格以上の楽しさを味わえる物があると、自信をもって言えます。
気になる方は
http://www.bilstein.co.jp/en/spl/clubsport.html
是非チェックしてみてください。
ご質問もドンドン私に聞いてください。
久しぶりにブログ更新を一気にやりました(笑)
またまた作業に追われます!!!
11月
27
11月
27
いよいよ本格的なウィンターシーズンの到来です。
今年の冬はいつも以上に訪れが早く、当店内では早くもストーブを出しました。^^
冬といえば雪!!
今年は例年以上に雪が降りそうな気配です。
雪といえばスタッドレスタイヤ!みなさん交換はお済みですか??
当店では今年1押しのスタッドレスタイヤの提案です。
雪山までは行かないけど、普段の街で急に降り出した雪で立ち往生、、、。
けれどスタッドレスタイヤでは、乾いた路面でフニャフニャして不安定、、、。
スタッドレスタイヤでも気持ち良く高速道路も走りたい、、、等など。
そんな方にお勧めのスタッドレスタイヤ、ピレリーWinterSttoZero セリエⅡの紹介です。
フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェやマセラティ等のスポーツカーメーカー認定の、ハイスピードスタッドレスタイヤです。
今までのスタッドレスタイヤと違い、ドライ路面での走行性能やウェット路面や圧雪路でのグリップを高次元でバランスさせた
まさにシティユースを目的に作られたスタッドレスタイヤです。
当然、雪道までの使用目的で開発されていますので、凍結路面では滑ります。(笑)
けれどこの辺りで使うにはベストなスタッドレスタイヤと言えるでしょう!!
詳しくはhttp://www.pirelli.com/tyre/jp/ja/car/sheet/winter_sottozero_serie2.html
キャンペーン価格として20%オフにて今冬の提供です。(組み付け工賃等は別途)
11月
27
前回は少しエンジンや吸排気についてウンチクを、、、、。
これからも簡単に解り易くウンチクを述べながらブログ更新です。
吸気の抵抗を少なくしたら、次は排気の抵抗です。
まぁ簡単に排気効率の良いマフラーに替えてしまえば良い訳で、、、あえてウンチクを述べる話ではございません。
よくリアマフラーをスポーツタイプに交換しますが、音質の変化や高回転時の伸び等メリットは様々です。
では同じマフラー交換でも、エキゾーストマニホールドからリアマフラーまでの全ての排気を考えて見ましょう。
エンジンから出た排気ガスは、先ずエキゾーストマニホールドを通ります。
そして触媒からセンターパイプ、リアマフラーへと排気ガスは流れていきます。
これは純正のマニホールドと1体した触媒で、直列6気筒を3気筒づつまとめそれぞれ集合排気をしています。
これを社外品ステンレスのマニホールドに交換します。
見た目でもスッキリとした感じでしょう!
特に注目してもらいたいのが、3気筒を集合させる部分のパイプのスムーズさ!!!
純正では設計の加減で、各気筒のパイプの取り回しをコンパクトにしていますが、
こちらは十分なパイプの長さでスムーズな集合排気をするように作られています。
いくら吸気をスムーズに出来るようにしても、排気側で抜けが良くないと効果は半減です、、、。
触媒も無くなっているぶん、排気音は2割程度うるさくなります(笑)が、スムーズに吸気と排気のバランスが
取れるために、馬力で約20Ps近くパワーアップします。^^
取り付けた感じはこんな感じです。
少し焼けがはいったステンレスパイプのマニホールド、いい感じでしょう^^
もう少し焼けてくると虹色のような色合いになって、更にレーシーな感じがしてきます。
これからセンターパイプ、リアマフラーと交換していくと更に効果大ですが、排気のスムーズさの1番の肝はここです。
リアマフラーはどこのメーカーでも正直あまり変わりませんから、見た目や音質で選ばれる方が殆どでしょう、、、。
排気の効率アップで押さえたいポイントはマニホールドにあり!!!
とりあえずこのままでは触媒が無い為に車検に通りません、、、。
排気抵抗を減らしたままで排気ガスの有害物質を取り除いてくれる、スポーツ触媒も同時に必要となりますので悪しからず、、、(笑)
次回からは以外に大きな効果、慣性モーメントをつめていきます。